
平成17年11月より醸造所のある沢内村は同じ岩手県和賀郡の湯田町と合併し西和賀町となりました。東北地方の背骨、奥羽山脈に三方を囲まれた山岳地帯にある人口8000人に満たない小さな町ですが、面積は広く、南北約50km、東西約20kmあります。日本国内最大級のブナの巨木を抱える原生林など、町の約8割が山林で占められています。また「特別豪雪地帯」にも指定されているほどの全国有数の豪雪地帯で、2月頃は2mを超える雪が降り積もることがあります。
多くの川や沢がつながる和賀川が町の南北を貫き、北に標高1440mの和賀岳、南に権倉山とも権四郎森とも呼ばれる、標高1492mの南本内岳 (みなみほんないだけ) など標高1000m級の山々がそびえ、秋田県との県境をなしています。それぞれ自然環境保全地域・栗駒国定公園内に、また南部の湯田温泉郷県立自然公園には、ダム湖百選に選ばれた、四季折々に景観が美しく変化する錦秋湖など、枚挙にいとまがないくらい多くの豊かな自然に囲まれた町です。東北でビール醸造とは意外に思われるかもしれませんが、年間平均気温9℃の天然水に恵まれたこの地は、ビールの本場、ドイツ・ミュンヘンによく似た環境で、雑菌が生息しにくく、ビール醸造に適しています。
約18000年前、旧石器時代の遺跡が発掘されるなど、悠久の歴史を持つ西和賀町は、12の地区に温泉が湧き出る「温泉の町」でもあります。豊富にわき出る温泉水は、スッポンの養殖に用いられたり、様々に有効利用されています。東西を横断する秋田自動車道の錦秋湖サービスエリアの峠山パークランドオアシス館では、そんな温泉の町を象徴するように、大浴場やサウナ、さらに展望風呂が。また、湯田温泉峡の玄関口「ほっとゆだ駅」は温泉付きのめずらしい駅として知られ、それぞれ車と列車での旅の疲れを癒す名所となっています。ちなみに「ほっとゆだ駅」の浴場には、乗り遅れ防止のために、列車が近づいたことを知らせる信号機が設置されているので、時間が気になる方もどうぞご安心を。
この地には、たくさんの特産品があり、フキノトウを使ったばっけ味噌、天然舞茸やむき茸、原木なめこなどのきのこ類、フキ、ウドなどの山菜を用いた昔からの特産品に加え、西和賀産業公社のすっぽんを使ったスープ、ラーメン、地域の酪農家が広々とした牧場で丹誠込めて育てた乳牛から搾った新鮮な牛乳・乳製品など、和賀岳を望む豊かな自然のもとで生み出される特産品の数々は、訪れる人々の人気を博しています。錦秋湖サービスエリアのレストランでは、スッポンラーメン・スッポン雑炊など、実際に特産品を使ったお料理が食べられる他、もちろん銀河高原ビールもおいて頂いています。運転されない20歳以上の同乗者の方でしたら、ぜひ飲んで行ってくださいね。
▼西和賀町HP
http://www.town.nishiwaga.lg.jp/
▼西和賀町観光協会HP
http://www.yamanoideyu.com/
▼湯田産業公社HP
http://www.echna.ne.jp/~yudasan/
▼高沢翔写真館HP (当ウェブサイトに写真をご提供いただきました)
http://www10.ocn.ne.jp/~shou-02/




















